蜜蝋の脳内のカオスが生み出してしまった、家鴨の空丸高新旧4番に関する妄想の産物の暫定的な置き場となっております。
ホモ、ヤオイ要素が土台となっております。嫌悪感を抱く方や苦手な方は閲覧をご遠慮ください。
また、著作権者様、出版社様とは一切関係がございません。
無断転載などはご遠慮ください。
2009/04/02 [00:18:32] (Thu)
チバトキ
R-18くらい。軽く性描写あり。
====
敗退したその夜、部のみんなで焼き肉に行った。
お代は監督持ちなこともあって、育ち盛りの高校生はすごい勢いで食べる。
あ、店員さんヒいちゃってるヨ。
然程、肉に執着心のない俺はマイペースに箸を進めながら、すごい勢いで肉に食らい付いているチバさんを見た。・・・すごいナ。
今日であの人は引退する。
高校ではバスケを続けるつもりはなかった俺をコートに立たせたのはチバさんだった。
チバさんの引退と同時に俺も退部しようかなんて考えていたこともある。
それくらい、俺にとってチバさんは大きい存在だ。
今はあの人が残したものを受け継ぐって気持ちのが強いんだけどネ。
引退が俺達の関係の終焉を意味するわけでもない。
頭では全部わかってるのに、どうしようもない喪失感が離れないんだ。
「焼肉は性欲をあらわすってよく言うよな」
無言で肉を食らう中、急に沢がそんなことを言った。
みんな爆笑している。
そんな中、俺はチバさんをチラッと見た。
今日は一緒に居たいナ、女々しくもそんなことを思った。
帰り道、チバさんに声を掛けようとしたら、めずらしくチバさんから声を掛けられた。いつもは俺からだからネ。
そんなわけで2人並んで、夏の低い夜空の下、他愛もない話をしながら、俺の家に向かった。
家に帰ってからは、もう矢継ぎ早に、脱がせ合って求め合った。
どうしようもない気持ちなのは俺だけじゃなかった。
寧ろ引退するチバさんこそ、 やりきれない気持ちでいっぱいのはずだ。
「おい、トキワァ」
「・・・おまえ、バスケやめんじゃねぇぞ。」
チバさんは中にはいると一旦止まってこんなことを言った。
やめちゃうのはチバさんの方なのに、なんでそんなことを言うんだ。あ、なんか泣きそう。
「俺ァ、力付くでおまえを入部させたけどよ、おまえと2年間一緒にやれて本当によかったよ。」
もうダメだ。
堪えきれなかった涙がこぼれた。
「だから、おまえはバスケ続けろよ。・・・俺の分も。」
なんだか、かっこいいチバさんに悔しくなったから、力を入れて締め付けてみた。
「・・・っ!おまえ・・・!」
「あ、おっきくなりましたヨ。」
まだ目に水の膜が貼ってるけど、悪戯に笑ってみせたら、チバさんは、一瞬神妙な顔をして、唇で目尻の水分を吸ってくれた。
優しいんですヨ。顔に似合わず。
「・・・やめませんヨ。来年こそインターハイ行きますから、その時は仕事休んでも応援来てくださいネ!」
俺は、チバさんが欲しているであろう言葉を掛けながら、抱っこをせがんで、俺から腰を動かして上り詰めた。
さっき感じたどうしようもない喪失感は、チバさんの言葉と体温に、溶けて消えた。
チバさんのやりきれなさも俺の体温で消せたらイイナと思って、まだ繋がったままのチバさんをもう一度締め付けてさそった。
・・・焼肉と性欲は比例するなんて、嘘だネ。
====
イカ臭い裏を書きたいんですけども・・・、どうしてもこんな喘がないだろーとか途中で冷静になっちゃったりする。(苦笑)
こんなリリカルなわけねえよって話にもなりますが、そこは勘弁してください。
焼肉のクダリが全く要らない気がしてきた。さすがノープロット小説。
ゴメンナサイ。
R-18くらい。軽く性描写あり。
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敗退したその夜、部のみんなで焼き肉に行った。
お代は監督持ちなこともあって、育ち盛りの高校生はすごい勢いで食べる。
あ、店員さんヒいちゃってるヨ。
然程、肉に執着心のない俺はマイペースに箸を進めながら、すごい勢いで肉に食らい付いているチバさんを見た。・・・すごいナ。
今日であの人は引退する。
高校ではバスケを続けるつもりはなかった俺をコートに立たせたのはチバさんだった。
チバさんの引退と同時に俺も退部しようかなんて考えていたこともある。
それくらい、俺にとってチバさんは大きい存在だ。
今はあの人が残したものを受け継ぐって気持ちのが強いんだけどネ。
引退が俺達の関係の終焉を意味するわけでもない。
頭では全部わかってるのに、どうしようもない喪失感が離れないんだ。
「焼肉は性欲をあらわすってよく言うよな」
無言で肉を食らう中、急に沢がそんなことを言った。
みんな爆笑している。
そんな中、俺はチバさんをチラッと見た。
今日は一緒に居たいナ、女々しくもそんなことを思った。
帰り道、チバさんに声を掛けようとしたら、めずらしくチバさんから声を掛けられた。いつもは俺からだからネ。
そんなわけで2人並んで、夏の低い夜空の下、他愛もない話をしながら、俺の家に向かった。
家に帰ってからは、もう矢継ぎ早に、脱がせ合って求め合った。
どうしようもない気持ちなのは俺だけじゃなかった。
寧ろ引退するチバさんこそ、 やりきれない気持ちでいっぱいのはずだ。
「おい、トキワァ」
「・・・おまえ、バスケやめんじゃねぇぞ。」
チバさんは中にはいると一旦止まってこんなことを言った。
やめちゃうのはチバさんの方なのに、なんでそんなことを言うんだ。あ、なんか泣きそう。
「俺ァ、力付くでおまえを入部させたけどよ、おまえと2年間一緒にやれて本当によかったよ。」
もうダメだ。
堪えきれなかった涙がこぼれた。
「だから、おまえはバスケ続けろよ。・・・俺の分も。」
なんだか、かっこいいチバさんに悔しくなったから、力を入れて締め付けてみた。
「・・・っ!おまえ・・・!」
「あ、おっきくなりましたヨ。」
まだ目に水の膜が貼ってるけど、悪戯に笑ってみせたら、チバさんは、一瞬神妙な顔をして、唇で目尻の水分を吸ってくれた。
優しいんですヨ。顔に似合わず。
「・・・やめませんヨ。来年こそインターハイ行きますから、その時は仕事休んでも応援来てくださいネ!」
俺は、チバさんが欲しているであろう言葉を掛けながら、抱っこをせがんで、俺から腰を動かして上り詰めた。
さっき感じたどうしようもない喪失感は、チバさんの言葉と体温に、溶けて消えた。
チバさんのやりきれなさも俺の体温で消せたらイイナと思って、まだ繋がったままのチバさんをもう一度締め付けてさそった。
・・・焼肉と性欲は比例するなんて、嘘だネ。
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イカ臭い裏を書きたいんですけども・・・、どうしてもこんな喘がないだろーとか途中で冷静になっちゃったりする。(苦笑)
こんなリリカルなわけねえよって話にもなりますが、そこは勘弁してください。
焼肉のクダリが全く要らない気がしてきた。さすがノープロット小説。
ゴメンナサイ。
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