蜜蝋の脳内のカオスが生み出してしまった、家鴨の空丸高新旧4番に関する妄想の産物の暫定的な置き場となっております。
ホモ、ヤオイ要素が土台となっております。嫌悪感を抱く方や苦手な方は閲覧をご遠慮ください。
また、著作権者様、出版社様とは一切関係がございません。
無断転載などはご遠慮ください。
2009/03/29 [19:39:48] (Sun)
チバトキ
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PM11:00、高架下のコートにて、180cm越えの男が二人、息を切らして寝そべっていた。
「オメェ、バスケ続けろよ。」
「負けたら、俺の入部は諦めるって言ったじゃないですか。」
「俺ぁ、自分の言ったこと曲げるのは嫌ぇだ。でもな、それを曲げても、オメェが欲しい。」
ドキッとした。
相手はゴリラみたいな男だ。
なのに、今の一言に、俺は胸の柔らかいところを掴まれてしまった。
もう逃げられない。
「わかりましたヨ。じゃあもう一戦やりましょう。」
1on1はチーム戦とは違う。個人の資質での勝負だ。俺にあるものがチバさんになくて、チバさんにないものが俺にある。今までもずっとギリギリのところで勝ってきたんだ。
―――ズカッ
チバさんのダンクが決まった。
「負けちゃいましたネ」
「…………」
「なんか言ってくださいヨ」
「………」
「よろしくお願いしますネ。」
これが俺とチバさんの始まりだった。
====
私用がてら新丸子に行ってみましたシリーズ第一弾。
武蔵小杉~新丸子の高架下には、公園がありました。
その名も新丸子公園。
リングはなかったんですが、そこは捏造でカバーしてみました。
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PM11:00、高架下のコートにて、180cm越えの男が二人、息を切らして寝そべっていた。
「オメェ、バスケ続けろよ。」
「負けたら、俺の入部は諦めるって言ったじゃないですか。」
「俺ぁ、自分の言ったこと曲げるのは嫌ぇだ。でもな、それを曲げても、オメェが欲しい。」
ドキッとした。
相手はゴリラみたいな男だ。
なのに、今の一言に、俺は胸の柔らかいところを掴まれてしまった。
もう逃げられない。
「わかりましたヨ。じゃあもう一戦やりましょう。」
1on1はチーム戦とは違う。個人の資質での勝負だ。俺にあるものがチバさんになくて、チバさんにないものが俺にある。今までもずっとギリギリのところで勝ってきたんだ。
―――ズカッ
チバさんのダンクが決まった。
「負けちゃいましたネ」
「…………」
「なんか言ってくださいヨ」
「………」
「よろしくお願いしますネ。」
これが俺とチバさんの始まりだった。
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私用がてら新丸子に行ってみましたシリーズ第一弾。
武蔵小杉~新丸子の高架下には、公園がありました。
その名も新丸子公園。
リングはなかったんですが、そこは捏造でカバーしてみました。
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2009/03/29 [19:38:50] (Sun)
チバトキ
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「チバさん、やらせてくださいヨ」
……どうしたんだ、こいつは。
練習後、週末に控えた練習試合のミーティングの途中、何を思ったのかこんなことを言い出した。
こいつと俺は、そんな関係ではなかった…はずだ。
大体やらせてってなんだ、どう考えてもおまえがやられる側だろう…って何言ってるんだ、俺は。
「口開いてますヨ」
「てめぇのせいだろーが。」
チバさんと次の試合に備えたミーティングをしていた。
俺はこの人のことが好きだ。
この人がいるから、俺はバスケを続けている。それくらい好きだ。この人が部を去ってしまったら、俺はどうするのカナ。
そんなわけで冒頭のセリフを口にしてみた。
本当はやられる側でもいいんだけどネ。ほら、俺も男の子だし。
呆気にとられて口を開けているチバさんを指摘したら、俺のせいだと言われた。俺の気持ちは伝わってないようだ。
「じゃあチューしましょうヨ」
「………」
こいつは頭のネジがどっかに落としてきたんじゃないのか。
俺とトキワがチューって……
「チバさん顔赤いですよ」
「だから、てめぇのせいだろーがよ!」
チバさん鈍いなァ。
じれったくなった俺は背伸びしてチバさんにキスをした。
俺が背伸びしなきゃならないことなんて女の子相手じゃまずないから新鮮だナ。
あ、チバさん固まってる。
「好きなんですヨ。チバさんのことが。」
こんな風に始まって、俺とチバさんは属に言うコイビトドウシというやつになった。
ちなみに俺はやられる側だ。
どっちでもいいと言ったら、
「俺がてめぇにやられるの想像してみろ、イヤだろ」と言われたからそうなった。
そこに愛があるんだから、どっちでも問題ないのにネ!
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「チバさん、やらせてくださいヨ」
……どうしたんだ、こいつは。
練習後、週末に控えた練習試合のミーティングの途中、何を思ったのかこんなことを言い出した。
こいつと俺は、そんな関係ではなかった…はずだ。
大体やらせてってなんだ、どう考えてもおまえがやられる側だろう…って何言ってるんだ、俺は。
「口開いてますヨ」
「てめぇのせいだろーが。」
チバさんと次の試合に備えたミーティングをしていた。
俺はこの人のことが好きだ。
この人がいるから、俺はバスケを続けている。それくらい好きだ。この人が部を去ってしまったら、俺はどうするのカナ。
そんなわけで冒頭のセリフを口にしてみた。
本当はやられる側でもいいんだけどネ。ほら、俺も男の子だし。
呆気にとられて口を開けているチバさんを指摘したら、俺のせいだと言われた。俺の気持ちは伝わってないようだ。
「じゃあチューしましょうヨ」
「………」
こいつは頭のネジがどっかに落としてきたんじゃないのか。
俺とトキワがチューって……
「チバさん顔赤いですよ」
「だから、てめぇのせいだろーがよ!」
チバさん鈍いなァ。
じれったくなった俺は背伸びしてチバさんにキスをした。
俺が背伸びしなきゃならないことなんて女の子相手じゃまずないから新鮮だナ。
あ、チバさん固まってる。
「好きなんですヨ。チバさんのことが。」
こんな風に始まって、俺とチバさんは属に言うコイビトドウシというやつになった。
ちなみに俺はやられる側だ。
どっちでもいいと言ったら、
「俺がてめぇにやられるの想像してみろ、イヤだろ」と言われたからそうなった。
そこに愛があるんだから、どっちでも問題ないのにネ!