蜜蝋の脳内のカオスが生み出してしまった、家鴨の空丸高新旧4番に関する妄想の産物の暫定的な置き場となっております。
ホモ、ヤオイ要素が土台となっております。嫌悪感を抱く方や苦手な方は閲覧をご遠慮ください。
また、著作権者様、出版社様とは一切関係がございません。
無断転載などはご遠慮ください。
2009/03/29 [19:42:56] (Sun)
チバトキ
空目線
====
東急東横線車内。
「これを求めていたのだ!」
どこからか取り出したカールを食べながら千秋が言う。
念願の遠足(実際はそうではない)でご機嫌である。
今日、クズ高バスケ部は、代々木公園でのストリートトーナメントに参加する。モンスターバッシュのようなものだが、今回は東京で開催されるものだ。
「や!クズ高さん。出るんだネ。」
トキワさんに声を掛けられた。
渋谷に一旦出るわけだから、会って当然だ。
あれ?なんでチバさんがいるんだろう?
引退どころかもう卒業したはずじゃ…。
「チバさんはまたゴリラズで出るんだヨ。」
僕の言いたいことを見越したかのように、トキワさんが教えてくれる。
「あれ?じゃあ高橋さんや児島さんは?」
「現地集合だ。」
今度はチバさんが答えた。
だからってなんでチバさんは丸高の人達と一緒にいるんだろう…。
チバさんと高橋さんや児島さんは近所って聞いたんだけどな。
チバさんとトキワさんは仲が良いなー。
そんなに会話を多く交わすわけでもないのに、2人に漂う空気はどことなく、けれども、とりわけ親密なものなのだ。
「世の中には気が付かない方がいいこともある。」
周りの目を盗むかのように微笑みを交わし合う2人と空とを見て、千秋はこうつぶやいたのだった。
====
ちょうどこのお休みにALL DAYが開催されていましたので、鉄は熱いうちに打とうかと。
空目線
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東急東横線車内。
「これを求めていたのだ!」
どこからか取り出したカールを食べながら千秋が言う。
念願の遠足(実際はそうではない)でご機嫌である。
今日、クズ高バスケ部は、代々木公園でのストリートトーナメントに参加する。モンスターバッシュのようなものだが、今回は東京で開催されるものだ。
「や!クズ高さん。出るんだネ。」
トキワさんに声を掛けられた。
渋谷に一旦出るわけだから、会って当然だ。
あれ?なんでチバさんがいるんだろう?
引退どころかもう卒業したはずじゃ…。
「チバさんはまたゴリラズで出るんだヨ。」
僕の言いたいことを見越したかのように、トキワさんが教えてくれる。
「あれ?じゃあ高橋さんや児島さんは?」
「現地集合だ。」
今度はチバさんが答えた。
だからってなんでチバさんは丸高の人達と一緒にいるんだろう…。
チバさんと高橋さんや児島さんは近所って聞いたんだけどな。
チバさんとトキワさんは仲が良いなー。
そんなに会話を多く交わすわけでもないのに、2人に漂う空気はどことなく、けれども、とりわけ親密なものなのだ。
「世の中には気が付かない方がいいこともある。」
周りの目を盗むかのように微笑みを交わし合う2人と空とを見て、千秋はこうつぶやいたのだった。
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ちょうどこのお休みにALL DAYが開催されていましたので、鉄は熱いうちに打とうかと。
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2009/03/29 [19:42:26] (Sun)
チバトキ
====
「おまえ、大栄の10番と知り合いだったんだな」
「アレ?言ってませんでしたっけ?」
静と喋っていたとき、チバさんは傍にいなかったはず。沢だな、コノヤロウ。
ま、別に聞かれて困る間柄じゃないんだけどネ。
「聞いてねぇよ。」
アレ?なんかチバさんむっとしてる?
………ひらめいた!チバさん嫉妬やいてくれてるんだ!
どうしよう。嬉しいナ。
「気になりますか?」
口角だけあげて少しニヒルに微笑んでみる。
「つ…付き合い長いのか?」
「長いですヨ。」
だって幼なじみだもん。でもまだ言わないとく。
「……そうかよ。」
あ、チバさん、落ち込んじゃった。
この人は見た目に似合わず、ロマンチストで、女々しいところもあったりする。
俺が好きなのはチバさんだけなのにネ。
「なーんて。ただの幼なじみですヨ。」
その瞬間、チバさんの表情から力が抜けた。
あぁ、俺って愛されてるなァ。
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「おまえ、大栄の10番と知り合いだったんだな」
「アレ?言ってませんでしたっけ?」
静と喋っていたとき、チバさんは傍にいなかったはず。沢だな、コノヤロウ。
ま、別に聞かれて困る間柄じゃないんだけどネ。
「聞いてねぇよ。」
アレ?なんかチバさんむっとしてる?
………ひらめいた!チバさん嫉妬やいてくれてるんだ!
どうしよう。嬉しいナ。
「気になりますか?」
口角だけあげて少しニヒルに微笑んでみる。
「つ…付き合い長いのか?」
「長いですヨ。」
だって幼なじみだもん。でもまだ言わないとく。
「……そうかよ。」
あ、チバさん、落ち込んじゃった。
この人は見た目に似合わず、ロマンチストで、女々しいところもあったりする。
俺が好きなのはチバさんだけなのにネ。
「なーんて。ただの幼なじみですヨ。」
その瞬間、チバさんの表情から力が抜けた。
あぁ、俺って愛されてるなァ。
2009/03/29 [19:41:41] (Sun)
チバトキ
白石くん目線
====
「好きなのかよ」
「え、何イキナリ?」
「だから、あいつのこと好きなのかって聞いてる」
総体の県予選以来。久しぶりに会った幼なじみの白石静は相変わらずやたら勘がいい。
俺とチバさんのことは、隠してるわけじゃないけど、おおっぴらにはしていない。当たり前だ。変な偏見を持たれても困るからネ。
なのに、久しぶりに会った静にバレタ。俺ってそんなにわかりやすいのカナ。ちょっとショック…。
「…なんでそう思うノ?」
「………なんとなく」
俺の幼なじみ常磐時貴という男は、人当たりがいいにも関わらず、かなり我が道を行く人間だ。
高校ではバスケをしないと決めたアイツを動かしたチバという男に俺は少なからず興味を持っていた。
県大会の決勝トーナメントのビデオを見ていて気付いたことは、アイツとチバという男の間には絶対的な信頼があるということだ。それも、バスケ部のエースとキャプテン、それだけでは言い含められない何かが。
かまをかけてみたがこれは当たりだ。逡巡した一瞬にみせた柔らかい表情がその証拠。
「そうかもしんないネ」
そう言ったときのアイツの顔は、今まで見たこともないくらいに、綺麗だった。
こうして俺はたった今気が付いた自分の気持ちに蓋をした。
====
常盤くんと白石くんの関係が気になるところですが、管理人は勝手に幼馴染にしてみました。
どのあたりに住まわそうか、路線図とにらめっこしていつも悶々しています。神奈川県万歳!
白石くん目線
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「好きなのかよ」
「え、何イキナリ?」
「だから、あいつのこと好きなのかって聞いてる」
総体の県予選以来。久しぶりに会った幼なじみの白石静は相変わらずやたら勘がいい。
俺とチバさんのことは、隠してるわけじゃないけど、おおっぴらにはしていない。当たり前だ。変な偏見を持たれても困るからネ。
なのに、久しぶりに会った静にバレタ。俺ってそんなにわかりやすいのカナ。ちょっとショック…。
「…なんでそう思うノ?」
「………なんとなく」
俺の幼なじみ常磐時貴という男は、人当たりがいいにも関わらず、かなり我が道を行く人間だ。
高校ではバスケをしないと決めたアイツを動かしたチバという男に俺は少なからず興味を持っていた。
県大会の決勝トーナメントのビデオを見ていて気付いたことは、アイツとチバという男の間には絶対的な信頼があるということだ。それも、バスケ部のエースとキャプテン、それだけでは言い含められない何かが。
かまをかけてみたがこれは当たりだ。逡巡した一瞬にみせた柔らかい表情がその証拠。
「そうかもしんないネ」
そう言ったときのアイツの顔は、今まで見たこともないくらいに、綺麗だった。
こうして俺はたった今気が付いた自分の気持ちに蓋をした。
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常盤くんと白石くんの関係が気になるところですが、管理人は勝手に幼馴染にしてみました。
どのあたりに住まわそうか、路線図とにらめっこしていつも悶々しています。神奈川県万歳!
2009/03/29 [19:40:59] (Sun)
チバトキ
====
「チバさん、ちょっとここ寄っていいですか?」
そう言ってトキワが指差した先には、青に黄色の文字のレンタルショップ。
……またか。
こいつは音楽が好きだ。バンド命な高校生活を送るつもりだったこいつを、俺は半ば力技でバスケ部に入部させた。
…まぁ、今となれば、自分でも止めれねぇくらいに火が点いたらしいが。
とにかく、こいつは音楽が好きらしく、CDに囲まれると周りが見えなくなりやがる。
「……チバさん?」
しかし俺はこいつに甘い。
「……わぁったよ。おし、行くぞ。」
思った通り、トキワはCDに夢中だ。声を掛けても無駄だと思った俺はDVDコーナーに足を向けた。
今人気があるらしい作品を手に取ってはは棚に戻す。その繰り返しだ。
「……チバさん、まさかそれ見たいとか言いませんヨネ?」
満足したらしいトキワに声を掛けられたとき、たまたま手にしていたのが、純愛ものだった。
「おまえ!笑うなよ!」
トキワは堪え切れずに笑いだした。
「チバさんは顔に似合わずロマンチストですヨネ。せっかくだし、一緒に映画でも観ましょっか。」
そう言ってトキワはチバの手からDVDを奪い、カウンターに向かっていった。
トキワの家に向かう途中、「今日、家、誰もいませんヨ」と言われた。
この一連の流れは計画的なお誘いだったわけだ。
つくづく、こいつにゃ適わねぇと思った。
オマケ
「ちょっ!チバさん泣きすぎですって!」
「ズズッ!」
トキワくんの計画的なお誘いを打ち壊すロマンチストチバ。
====
新丸子に行ってみましたシリーズ3
新丸子駅前には、TS○T○YAがありました。笑。
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「チバさん、ちょっとここ寄っていいですか?」
そう言ってトキワが指差した先には、青に黄色の文字のレンタルショップ。
……またか。
こいつは音楽が好きだ。バンド命な高校生活を送るつもりだったこいつを、俺は半ば力技でバスケ部に入部させた。
…まぁ、今となれば、自分でも止めれねぇくらいに火が点いたらしいが。
とにかく、こいつは音楽が好きらしく、CDに囲まれると周りが見えなくなりやがる。
「……チバさん?」
しかし俺はこいつに甘い。
「……わぁったよ。おし、行くぞ。」
思った通り、トキワはCDに夢中だ。声を掛けても無駄だと思った俺はDVDコーナーに足を向けた。
今人気があるらしい作品を手に取ってはは棚に戻す。その繰り返しだ。
「……チバさん、まさかそれ見たいとか言いませんヨネ?」
満足したらしいトキワに声を掛けられたとき、たまたま手にしていたのが、純愛ものだった。
「おまえ!笑うなよ!」
トキワは堪え切れずに笑いだした。
「チバさんは顔に似合わずロマンチストですヨネ。せっかくだし、一緒に映画でも観ましょっか。」
そう言ってトキワはチバの手からDVDを奪い、カウンターに向かっていった。
トキワの家に向かう途中、「今日、家、誰もいませんヨ」と言われた。
この一連の流れは計画的なお誘いだったわけだ。
つくづく、こいつにゃ適わねぇと思った。
オマケ
「ちょっ!チバさん泣きすぎですって!」
「ズズッ!」
トキワくんの計画的なお誘いを打ち壊すロマンチストチバ。
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新丸子に行ってみましたシリーズ3
新丸子駅前には、TS○T○YAがありました。笑。
2009/03/29 [19:40:25] (Sun)
チバトキ
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「チバさん、マック寄ってきませんか?」
改札に入ったところでトキワがそんなことを言った。新丸子駅には改札内にマクドナルドがある。
でもよ、おめぇがファーストフードの類あんま食わねぇこと、知ってんぞ。
恋仲というものになって知ったが、こいつは意外とワガママで甘えただ。
弟や妹のことが一瞬頭によぎったが、ひとりでいれない程ガキなわけじゃない。
こいつに付き合うことにした。
「行くか。」
イチゴシェイクでも飲もう。
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新丸子に行ってみましたシリーズその2
新丸子駅の改札を入ったところにマックがあるんですよって話です。
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「チバさん、マック寄ってきませんか?」
改札に入ったところでトキワがそんなことを言った。新丸子駅には改札内にマクドナルドがある。
でもよ、おめぇがファーストフードの類あんま食わねぇこと、知ってんぞ。
恋仲というものになって知ったが、こいつは意外とワガママで甘えただ。
弟や妹のことが一瞬頭によぎったが、ひとりでいれない程ガキなわけじゃない。
こいつに付き合うことにした。
「行くか。」
イチゴシェイクでも飲もう。
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新丸子に行ってみましたシリーズその2
新丸子駅の改札を入ったところにマックがあるんですよって話です。